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便利な機能

実況モード共通の機能

NG設定

NGワードを用いてコメントを非表示にできます。この設定はNG設定ウインドウで行います。NG設定ウインドウでは、NGコメントの判定条件を編集できます。

画面中央には、NG条件が優先度の高い順に上からリストされています。Nicortは、優先度の高い順にNG判定を行い、最初に一致した条件の「処理」に従います。

上記の画面では、1番目の条件が本文での "Nicort" の平文検索、処理が「受理」になっています。したがって、本文に Nicort を含むコメントは、後続の条件に関係なくすべて表示されることになります。2, 3番目は処理が「無視」なので、文字列が見つかったらコメントが無視されます。3番目は検索モードがワイルドカードになっていますので、検索文字列の * は任意可変長文字列を表しています。

設定項目

対象検索を行う対象を指定します。
検索文字列コメントの「対象」に指定した部分内で検索する文字列を指定します。この文字列は「検索モード」で指定した表現形式で記述します。
検索モード検索文字列の表現形式を指定します。
  • 平文: 検索文字列は検索される文字列そのものです。
  • ワイルドカード: 検索文字列はワイルドカードのパターンです。
  • 正規表現: 検索文字列は.NETの正規表現のパターンです。
処理条件に一致した場合の処理を指定します。
  • コメントを無視: コメントを表示しません。
  • コメントを受理: コメントを表示します。
実況モードこの条件が有効な実況モードを指定します。

スレッド自動移行機能

スレッド自動移行機能は、実況対象のスレッドをリアルタイムに切り替える機能です。あるスレッドが1001に到達して次スレに移行するときに動作することが多いため、自動移行機能と呼んでいます。

Nicortにはスレッドの選択方法として3種類のアルゴリズムが搭載されており、実況の開始方法によってどちらかが使用されます。

勢いベースの選択アルゴリズム

勢いベースの選択アルゴリズムは、そのときもっとも勢いのあるスレッドを常に取得するアルゴリズムです。ホームウインドウの板一覧から直接実況を開始した場合に使用されます。

このアルゴリズムはタイトルなどを考慮せず、勢いのみを選択基準にするため、実況開始時に指定されたスレから別のタイトルのスレに板の関心が移ったあとでも、主流のスレを追い続けることが出来ます。反面、特定の(主流でない)スレを追うことは出来ません。

タイトルベースの選択アルゴリズム

タイトルベースの選択アルゴリズムは、最初に選択したスレのタイトルに似たスレッドをピックアップし、その中からもっとも勢いのあるスレッドを取得するアルゴリズムです。ホームウインドウのスレ一覧からフィルタキーワードを入力せずに実況を開始した場合に使用されます。

このアルゴリズムでは、最終的にはスレの勢いが考慮されるものの、最初に選んだスレとよく似たスレッドを中心に取得するようになります。したがって、実況開始時に指定したスレッドを(たとえ勢いが落ちても)追い続けることができます。メインスレッドのみを実況したい場合や、特定の話題を扱うスレのみ実況したい場合に有効です。

キーワードベースの選択アルゴリズム

キーワードベースの選択アルゴリズムは、最初に指定されたキーワードを全て含むスレッドの中から、もっとも勢いのあるスレッドを選択するアルゴリズムです。ホームウインドウのスレ一覧から、フィルタキーワードとともに実況を開始した場合に使用されます。

このアルゴリズムは、タイトルベースの選択アルゴリズムと異なり、選択するスレッドにはかならず指定したキーワードが含まれます。したがって、タイトルベースの選択アルゴリズムでは混ざってしまうようなスレッドであっても、確実に抽出することができます。

画像表示・保存の制御

NGFiles機能

URL画像表示のためにダウンロードしたファイルが NGFiles.txt に登録されている場合、画像ファイルを表示・保存しません。なお、NGFiles.txtが存在しない場合は、代わりに NGFiles.Default.txt を読み込みます。Nicort には標準で NGFiles.Default.txt が添付されています。

オーバーレイモードの機能

アスキーアート表示機能

コメントがAAを主体としている場合、背景に独立してAAを描画します。

最前面割り込み機能

Winodwsの一般的なアプリケーションが「常に前面に表示」されているとき、その前面に割り込みます。

テレビ視聴ソフトなど、前面表示アプリケーションに対してもオーバーレイウインドウを重ねることができます。

掲示板モードの機能

録コメ機能

ツールバーの「●REC」ボタンを押すと、録コメ機能を有効化できます。動作中はボタンが赤くなります。録コメ機能が動作中にコメントが到着すると、そのスレの内容をDAT形式でファイルに保存します。ファイルは、カレントディレクトリ(通常はアプリのフォルダ)の中の「RecDat」フォルダに自動的に生成されます。

サーバとの通信ミスやP2Pネットワークの異常により、生成されたDATファイルが正しくない可能性もありますので、品質を保証する必要のある場合には使用しないでください。また、ファイルの入出力を頻繁に行うため、アプリケーションの性能が低下する場合があります。

その他の機能

  • コメント表示機能(掲示板風)
  • コメント表示機能(シンプル)
  • 引用アンカー展開機能
  • アンカーポップアップ機能
  • AAフォント固定機能
  • URL画像表示機能
  • オートスクロール機能
  • 棒読みちゃん連携機能
  • SSTP通信機能